青森県産野菜(トマト)
【トマト】 |
東京都中央卸売市場に入荷するトマト、 7・8・9月は5個に1個が青森県産 |
青森県のトマトは、夏場の生産が中心で、夏秋トマト(7~11月)の出荷量は全国で第7位です。特に、東京都中央卸売市場への出荷が多く、7・8・9月にはシェアが第1位となり、5個に1個が青森県産です。 昼夜の気温差が大きい青森県で生産されるトマトは、色が鮮明で味が良く、保存の良さにも定評があります。品種は、果肉が崩れにくい完熟系の「桃太郎8」が中心です。選果施設の導入が進みましたが、最近では、りんごの選果施設をトマトに活用するなど、青森県ならではの取組みも見られます。 |
主な成分と効果 |
トマトの赤い色はリコピンという色素で、ガンや動脈硬化などの生活習慣病の予防に対する効果が期待されます。その他にはビタミンA・C・Eやカリウムなどが含まれています。カリウムは、体の水分バランスを保つのに欠かせない栄養素で、塩分の吸収を抑えて、高血圧を防ぎます。 また、含まれる成分だけでなく、みずみずしくカラフルなトマトは、食卓の華やかな彩りと爽やかな風味をもたらしてくれます。 |
青森県農林水産部総合販売戦略果 あおもりの野菜っこ 平成18年度版より |